主催:(一社)形状記憶合金協会
温めると元の形状に戻る形状記憶合金、ゴムのように伸びる超弾性合金。ふたつはともに機能性材料として多分野に応用される合金となりました。
最近ではニッケル・チタン以外の新しい形状記憶合金が各種開発され、用途面では、特に医療、福祉、環境等に対応した新分野や自動車、電子機器等の広い製品分野への応用研究が盛んになり、新しい製品が生まれております。
金属の学界ではこの数年、金属学会賞や本多記念講演、功績賞など形状記憶関係の合金を研究されている先生方の受賞が相次いでおり、学術研究面でも新しい時代を迎えたところです。
形状記憶合金協会では、本年度も下記要領にて講習会を開催することといたしました。本合金の基礎知識や、例年関心の高い医療器具、歯科治療具への応用と新しい展開に加えまして、海外の合金メーカーからその世界戦略と展望、更に文部科学大臣科学技術表彰を受賞された鉄系合金の開発と応用や今後の研究開発など、新鮮なテーマでのヴァラエティに富んだ講習会となっております。
是非とも多くの皆様のご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。
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